こんにちは!やねです(^^)
今日は、夫であるせんりのプロフィールを紹介したいと思います!
せんりには、ずっと頭から離れない言葉があるそうです。
「Be outgoing!(外向的になって!)」
大学生の頃、留学先のホストマザーに言われた一言です。せんりはこの言葉を言われたとき、おとなしい性格を否定されたような気持ちになったそうです。
私、妻のやねもおとなしい性格なので、この一言はつらいよなぁと思いました(^-^;
せんり自身もこの言葉に考えさせられたようで、「おとなしいままではダメなのか?」「今から外向的になんてなれるのか?」と悩んだ時期があるそうです。
しかしせんりは、「内向型として自分らしく生きていく」という道を選びました。
ここからは、せんりが内向型として生きていこうという考えに至った経緯を紹介していきます!
性格を変えることなんて…
留学先のアメリカから日本に帰国してからも、せんりはこれからどうすればいいのかずっと考えていました。でも、今から自分の性格を変えることなんて到底できそうにありませんでした。どうにかしたいという気持ちはあったものの、大学の勉強や研究で忙しく、答えは見つからないまま時間が過ぎていきました。
そのまま、就職活動に突入。大学で物理を専攻していたので、そこで培った「基礎に帰って考える力」を発揮できる職種を探しました。また、自分の時間も大切にしたかったので、なるべくホワイトな企業に入りたいと思っていました。
そして希望通り、エンジニアとしてホワイトなモノ作りの会社に採用されました。1年目はほぼ研修期間だったので日々新しいことを吸収できて特に不満はなかったです。しかし、2年目になって部署に配属されてから、自分の働き方に疑問を持つようになりました。
<働いていて思ったこと>
・集中して作業を進めたいときに、声をかけられて作業が中断する
・意見を求められたとき、言葉を発するまでに時間がかかる
・慎重に進めたいことでも、スピードを求められる
このような場面で、やりづらさを感じるようになり、働き方が自分に合っていないのではないか、と考えるようになりました。
内向型って?
そんなある日、よく参考にしているブログを見ていると、とある記事が目に入りました。その記事には、こう書かれていました。
本来、ドーパミンは、頭を興奮状態にしてモチベーションを上げてくれる脳内物質ですが、人見知りは、この刺激に対してすぐに疲れちゃうんですね。「内向的な人がコーヒーには向いていない理由」で紹介した話と同じで、内向型は外部からの刺激に対してめっぽう弱いんだ、と。
逆に、外向的な人は刺激に強いもんで、ドーパミンがドバドバ出れば出るほどやる気が出ちゃう。実際、外向型の脳は血流量が少ないもんで、内向型よりも多くの刺激を必要とするんだとか。これだけ脳の成り立ちがまったく違うと、人見知りを治そうとジタバタしてもムダ。それよりも人見知りに対する誤解を解きつつ、内向型のメリットを活かす方向で考えたいところです。
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/01/blog-post_6.htmlより引用
この記事を読んで、せんりは
「自分が内向型であること、そして周りに合わせて無理に外向型になろうとしなくても、内向型の強みを活かしていけばいい」
ということを学びました。
学生の頃、「Be Outgoing!(外向的になって!)」と言われたことが心のどこかでずっと引っかかっていましたが、このブログ記事を読んだことで「内向的な性格は変えなくていいのだ」と思えるようになりました。
内向型の強みを活かす働き方
どうやって内向型の強みを活かそうか?と考えたところ、せんりは「そもそも自分の業務は内向型に向いているのかもしれない」と思ったそうです。
例えばプログラミングは、1人で考える時間が長いです。じっくり考えることが得意な内向型には、うってつけの仕事だといえると思います。
では、業務内容は内向型向けなのに、なぜ働き方が自分に合わないと感じてしまうのでしょうか。
それは、会社という組織自体が外向型中心の環境だからだと思います。例えば会議をしているとき、外向型の人が多数のなか内向型の人が一人だけいたとします。外向型の人がポンポン意見を言い合うなかで、内向型の人はなかなか思うように発言できません。すると、会議の場で発言しないことがマイナス評価となってしまうことも考えられます。外向型の発言力が基準になっている場面では、内向型は悪目立ちしてしまうのです。
そんな外向型中心の環境にいるせんりは、せっかく自分の強みを活かせる仕事をしていても、やりづらさを感じてしまっていたのです。
そこで、内向型でも組織で上手くやっていくために何か工夫ができないだろうかと考えました。
実際に、せんりが工夫したことが2つあります。
せんりの工夫①内向型暴露
これは、周りの人たちに自分が内向型であることを暴露してしまうという方法。事前に伝えておけば、口数が少なかったり多少付き合いが悪くても、そういうキャラなのだと認識してくれるので安心です。
せんりの工夫②チャットを使う
内向型の人の多くはテンポ重視の会話が苦手です。しかし、会社では連絡事項を他の人に伝えなければならない場面も多いですよね。内向型の人にとっては、そこに使うエネルギーは軽減したいところです。そこで、せんりは対面での会話を減らすべく、同僚への連絡は社内のチャット機能を使うようにしています。文章でのやりとりにすると、自分のタイミングで発言しやすいのでエネルギーを消耗せず会話できます。
このように、会社という外向型中心の組織でも、内向型が働きやすくなるように自分で工夫をすることはできます。上で紹介した2つの工夫によって、せんりは以前より仕事中の疲労感が軽減されたそうです。
ブログを始めたワケ
最後になりましたが、せんりがこのブログを始めた理由について書いておきたいと思います。
それはズバリ、
「内向的な性格について悩んでいる人が自分らしく生きていく手助けをしたいから」です!
この記事で書いているように、せんり自身も以前は内向的な性格を気にしていました。でも、内向型について知れたことで、自分を変えようとはせず強みを活かしていこう!と前向きに考えられるようになりました。
そこでこのブログを通して、せんりと同じように悩んでいる方に内向型の良さを伝えていきたい、そして、自分らしく生きられるように背中を押したい、と思っています。
内向型の皆さん、共に頑張りましょう!!よろしくお願いします!!