「ディズニーにまったく興味がないのに、付き合いでディズニーリゾートへ遊びに行くことになってしまった…」
「興味はわかないけど、せめて一緒に行く相手のテンションを下げないようにしたい…」
「ディズニーに興味がない(むしろ嫌い)」な人にとって、ディズニー旅行はつまらなくて苦行ですよね。
実は、私の夫もその中の一人。
「嫌い」とまではいかないんだけど、特に興味が持てない…。あんまり行きたいとは思わないかな。
だそうな。
しかし、多くの人にとっては「夢の国」「楽しい場所」といったイメージが強いため、一緒に行こうと誘われることもありますよね。気兼ねなく断れるならいいのでしょうが、状況によっては断りづらいことも。
我が家も例外ではなく、
友達の結婚式でディズニーチケットが当たったの!一緒に行かない?
……行くよね?(圧)
良かったね…。う、うん。行こうか…。
と、半ば強制的に(?)ディズニー行きが決定しました。笑
ディズニーに行く決心はついたものの、お互いに
強引に誘っちゃったし、夫にとって嫌な思い出になってしまったらどうしよう…
僕がつまらなそうにしてたら、妻は悲しむだろうな…
という不安がありました。
そこで、夫のようにディズニーに興味がない男性でもどうにか楽しむ方法がないか、事前に調べて実践してみたので、この記事にまとめておこうと思います。
結論、夫は「それなりに楽しめた」そうです!笑
私も、ディズニーの雰囲気に意外と溶け込んでいる夫を見ながら、気兼ねなく楽しむことができました♪
この記事を参考にして、「ディズニーに興味がないけど行くことになってしまった」という人が少しでも楽しんでくれたら嬉しいです。
※念のため言っておきますが、この記事にディズニーを批判する意図は一切ありません。「ディズニーに興味がない人でも、遊びに行くからには楽しめたらいいな」という思いで書いておりますので、主旨を理解したうえでお読みいただければと思います。
ディズニーがつまらないと感じる理由
まず、そもそも夫がディズニーをつまらないと思う理由は何なのか聞いてみました。
思い当たった理由としては、次の5つです。
- 人が多すぎて疲れる
- キャラクターを可愛いと思えない
- “作り物”だと感じる
- 売ってるすべてのものの値段が高い
- 絶叫系の乗り物が苦手
人が多すぎて疲れる
まず、とにかく夫は人の多さに圧倒されて、すぐに疲れてしまった記憶があるそうです。
入場ゲートでも、園内に入ってからもずーっと人ごみの中にいる感覚だった…。
また、来場者数が多いほどアトラクションの待ち時間も長くなります。所要時間たった5~10分程度のアトラクションに対して、待ち時間が3時間…とかも余裕であり得ます。
「興味のないアトラクションに乗るために長時間待つのは苦痛」という人もいるのではないでしょうか。
キャラクターを可愛いと思えない
ディズニーと言えば、ミッキーやミニーをはじめとするキャラクター達が「可愛い」と人気ですが、夫にとっては「可愛いとは思えない」そう。
ディズニーのキャラクターを全然知らないから「可愛い」という感情はよくわからないかも…。
対戦ゲームでよく使うポケモンは愛着がわいて可愛いと思うんだけどな。
夫にとっては、
ディズニーキャラクター⇒よく知らない⇒興味なし
ポケモン⇒愛着がある⇒可愛い
という認識のようです。
ディズニーのアニメに触れてこなかった人からすれば、ディズニーキャラクターたちのこともよく知らないのは当然ですよね。そこまで愛着がない分、可愛く思えないのは仕方がないかもしれません。
“作り物”だと感じる
また、ディズニーの世界観や風景を「作り物」だと感じてしまうのもつまらない理由の一つ。
申し訳ないけど、キャラクターは着ぐるみに見えちゃうし、海外風の街並みにも特に感動できない…。
僕にとっては大自然の中で森林浴する方がよっぽど楽しいんだよね。
作り込まれたディズニーの世界を「すごい」と感じる人もいれば、「作り物だしつまらない」と感じる人もいて、考え方は人それぞれですね。
売ってるすべてのものの値段が高い
ディズニーリゾートでは、数多くの食べ物やグッズなどが販売されています。しかし、どれも値段が高く感じますよね。
デザイン性やサービスの質にもコストがかかっていることを考えると仕方ないのでしょうが、気軽に買えるものがないとつまらなく感じてしまう人も。
夫は特に財布の紐が固いタイプなので、
うーん、ちょっと高いな…。
となかなか手が出せなかったそうです。
ディズニー独自の世界観やサービスに価値を見出せない人にとっては、ディズニーで使うお金がもったいないと感じるのも無理ありませんね。
絶叫系の乗り物が苦手
ディズニーランドにもディズニーシーにも、絶叫系のアトラクションが多く存在します。
しかし、絶叫系が苦手な人にとっては乗れるアトラクションが少なくなり、つまらなさを感じてしまうことも。
タワーオブテラーに乗ったことがあるけど、怖かったからもう乗れないかも…。
ほかの絶叫系もできれば避けたいかな。
乗れるアトラクションが少ない場合、どう時間を過ごしたらよいのか悩んでしまいますよね。
ディズニーに興味のない男でも楽しむ工夫
では、夫のように「ディズニーにまったく興味がない男性」がディズニー旅行を少しでも楽しむには、どうしたらよいのでしょうか?
前述のつまらない理由を踏まえて対策を考えてみたところ、次の5つを試してみようということになりました。
- ランドではなくシーへ行く
- 閑散期を狙う
- 派手なサングラスをかける
- カメラ役になる
- 絶叫しないアトラクションに乗る
それぞれ実践してみた感想も夫に聞いてみましたので、参考になれば嬉しいです!
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ランドではなくシーへ行く
まず、ディズニーリゾートには、ランドとシーの2つのパークがありますが、今回はシーの方へ行くことにしました。
なぜなら、どちらかと言えばシーの方がファンタジー要素少なめで、夫でも受け入れやすいのではないかと思ったからです。
個人的なイメージですが、
- ディズニーランド:子供向け。ファンタジックでにぎやかな雰囲気。
- ディズニーシー:大人向け。ゆったり落ち着いた雰囲気。
という印象があります。
夫は、ディズニーのファンタジックな雰囲気に対して「作り物」というイメージを持ってしまうため、ディズニーランドはハードルが高いかなと思いました。
たしかに、ディズニーシーで精一杯でした…。汗
閑散期を狙う
また、人が多すぎて疲れてしまうことへの対策として、比較的入場者数が少ない「閑散期」を狙うことにしました。
そこで、ディズニーリゾートの閑散期はいつなのかと調べた結果、次の3つのタイミングで入場者数がやや少なくなることがわかりました。
- 1月(お正月明け)~2月初旬まで:イベントが少なく寒いため
- 4月中旬~GW前まで:学生の春休みが終わるため
- 6月~7月中旬まで:梅雨のため
さらに平日の火曜・水曜・木曜であれば、比較的すいていることが多いようです。
そこで、自分たちの予定も考慮した結果、2月初旬の平日に行くことにしました。
そして当日のディズニーシーの様子がこちら。
12:00ごろのエントランス付近で撮った写真ですが、歩いている人がまばらなのがわかると思います。また、この時は新型コロナウイルスの流行により入場者数が絞られていたこともあり、余計に人が少なかったのかもしれません。
結構人が少ないように見えるけど、どう?耐えられそう?
うん、歩きやすいし大丈夫そう!
また、入場者数が少ないことにより、アトラクションの待ち時間も短めでした。
- タートルトーク:15分
- グリーティングトレイル(ミッキー):30分
- ソアリン:40分(※スタンバイパス取得の場合)
このように、閑散期を狙うことでなるべくストレスなく回ることができたように思います。
待ち時間も短くてびっくり!
「ディズニーシーが空いてる」ってだけで貴重な経験だよね。笑
「人が多いのは耐えられない」「待ち時間は短くなきゃしんどい」という人は、閑散期を狙ってみるのがおすすめです。
※ただし1月~2月初旬の閑散期はかなり寒いです。寒さ対策はしっかりしていきましょう!
派手なサングラスをかける
また、形から入るのも大事だろうということで、「派手なサングラスをかける」というのも試してみました。笑
↓こちらのブログが大変参考になりました。ありがとうございます!
ディズニー嫌いな僕が、楽しみ方が分かりテンション爆上げした話!
そこで購入したサングラスがこちら。
…派手!!(サングラスコーナーの中で一番派手なやつ選びました。笑)
価格は2,000円くらいでした。
似合ってるよ!笑
ありがと。笑ってくれてよかった。笑
実際にサングラスをかけてみて、夫が感じたメリットとしては、次の3つです。
- 誰が見ても「楽しんでる人」に見える
- 顔が隠れるので真顔でもバレない
- 話のネタになる
サングラスのおかげで顔が隠れるから、無理に笑おうとしなくてもいいのが楽だった!
周りから見れば「楽しんでる人」に見えるし、私も楽しい気分になれたよ♪
また、ミッキーのグリーティングに行った際、ミッキーがサングラスに気付いてくれたのも嬉しかったです。ジェスチャーで「サングラス、いいね!」と言ってくれて話のネタにもなりました。笑
「ディズニーを楽しめるかどうか不安…」という人にこそ、ド派手サングラスを試してみてほしいなと思います!
※ちなみに、サングラスを購入したのはディズニーシー内の「フィガロズ・クロージアー」というお店です。
販売されていたサングラスは全部で4種類と、意外と種類が少なかったです。好みのサングラスがない場合も考えられるので、事前に購入しておくのもアリかなと思います!
カメラ役になる
さらに、「夫がカメラ役になって写真をたくさん撮る」というのもやってみました。
「乗りたいアトラクションもない」「買いたいグッズもない」となると、手持ち無沙汰でつまらないのも無理ありません。それなら、写真を撮るという役割を作ってみてはどうだろうと考えたのです。
最初はあまり乗り気ではなかった夫ですが(笑)、だんだんと写真を撮るのが楽しくなってきたのか、夕方以降は結構なペースでスマホのカメラを構えていました。
ディズニーシーは夜景もきれいなので、シャッターチャンスがたくさんあったのでしょうね。
プロメテウス火山と三日月を撮ったよ!
すごい!ありがとう!
(結構楽しんでるな…笑)
絶叫しないアトラクションに乗る
また、絶叫系が苦手な夫のために、ゆったりと楽しめるアトラクションを探して乗るようにしました。
- ソアリン
- 海底2万マイル
- タートルトーク
中でも夫のお気に入りはソアリンでした。
本当に空を飛んでるような気分で楽しかった!
ソアリンは他のアトラクションに比べてファンタジックな要素が少なめなので、大人の男性でも受け入れやすいのかもしれませんね。
まとめ
最後にこの記事の内容をまとめると以下の通りです。
- 人が多すぎて疲れる
- キャラクターを可愛いと思えない
- “作り物”だと感じる
- 売ってるすべてのものの値段が高い
- 絶叫系の乗り物が苦手
- ランドではなくシーへ行く
- 閑散期を狙う
- 派手なサングラスをかける
- カメラ役になる
- 絶叫しないアトラクションに乗る
このように、ディズニーにまったく興味がない夫でも、工夫することで十分楽しむことができました。私も、夫と一緒にディズニーを楽しむことができて、大満足です!
「ディズニーに興味がなくても楽しみたい」という人は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね♪