【心配事の9割は起こらない】ってどんな本?心配性な私の率直な感想!

「心配事の9割は起こらない」

タイトルからして内容が気になりますよね!

心配性な人にとって、起こってもいないことに対して思い悩んでしまうのはよくあること。

私自身も心配性なので、先のことをうじうじと考え続けてしまうことがあります…。
最近では、夫の実家近くへ引っ越す話が出た際、うまくやっていけるか不安になっていました。

そんな私を見かねた夫が、読むように勧めてくれたのがこの本でした。

やね
やね

さっそく読んでみたので、率直なレビューを書いてみようと思います!

まずこの本は、禅僧である著者が「禅の教え」を紹介しながら“現代人の生き方”を指南してくれる本です。

読んでみた感想を率直に言うと、

タイトルから期待した本の内容とはちょっと違ったかな、という感じ。

ただ、生きていくうえで“心に留めておきたい考え方”がたくさん出てきたので、それは読んでいてためになりました。

私のような心配性な人にとっては、生きやすくなるヒントをもらえる本なのでおすすめです!

この記事では、

  • 「心配事の9割は起こらない」の概要
  • 私の率直な感想
  • 心に残った考え方

についてご紹介しています。

やね
やね

「読もうかどうか迷っている」という人の一つの参考になればいいな、と思います!

目次

【心配事の9割は起こらない】ってどんな本?概要をご紹介!

まず、気になる本の概要からご紹介します。

【概要】

  • 著者:枡野 俊明
    →禅僧、大学教授、庭園デザイナーという3つの顔を持つ
  • 主な内容:禅の教え、生き方のコツ
    →「禅の教え」を紹介しながら“現代人の生き方”を指南

つまり、禅僧である著者が、「禅の教え」とそれに基づく「生き方」を指南するという内容の本です。

「余計な心配事を抱えない」ということだけでなく、「人と比べない」、「無駄なものを持たない」など、シンプルに生きるために必要な考え方が分かりやすく書かれています。

心配性な私の率直な感想

では、この本を読んだ感想を率直にお伝えしていきます。

読み終わって私が感じたのは、以下の2点です。

【残念だった点】
⇒タイトルから期待した内容とは少し違った
【良かった点】
⇒心に留めておきたい考え方がたくさん出てきてためになった

1つずつ説明していきます。

タイトルから期待した内容とは少し違った

まず、私はこの本を読む前に、

やね
やね

「心配事の9割は起こらない」というタイトルだから、その根拠とか具体事例とかが書いてあるのかな?

と勝手に期待していました。

しかし、その予想はハズレました…。

全体としてこの本が伝えているのは、「起こってもいないことを心配しすぎなくていい」とか、「人と比べなくていい」といった生き方全般に対するメッセージ。

タイトルに対する納得感はあまりなかったかな、と思いました。

心に留めておきたい考え方がたくさん出てきてためになった

タイトルから想像した内容とは少し違ったものの、生きていくうえで“心に留めておきたい考え方”がたくさん出てきたのが印象的でした。

特に印象に残った考え方は以下の3つです。

  • 私たちには「いま」をどう生きるかしかない
  • 自分の「ものさし」を持つ
  • それぞれの人生観は認めるのが原則

私たちには「いま」をどう生きるかしかない

言葉を換えていえば、死んだ過去のことを思い返してみてもしかたがないし、まだ来ない未来のことはそこに生まれてから考えるしかない、ということでしょう。
つまり、私たちには「いま」をどう生きるかしかないのです。

引用元:枡野 俊明「心配事の9割は起こらない」

私は根っからの心配性なので、未来のことをあれこれ心配してしまいますが、結局は「実際にそうなってみないとわからない」んですよね。

「過去や未来にとらわれず、今目の前にあることに集中する」という考え方は、大事にしていきたいと思いました。

自分の「ものさし」を持つ

常識から自由になって、でも道を誤らないで生きるには、自分の「ものさし」を持つことが必要です。根底には常識というものを感じながら、ときにそれにこだわらないで自分独自の判断をする指針、ものごとを自分流に解釈するよりどころ。「ものさし」とはそういうものだと思います。

引用元:枡野 俊明「心配事の9割は起こらない」

「世間の常識」は気になるものですが、それに従うばかりでは窮屈な思いをすることになりかねません。

常識を壊す、とまではいかなくても、自分なりの判断基準(ものさし)で生きていきたいものです。

それぞれの人生観は認めるのが原則

しかし、あらためていいますが、十人十色ですし、人生いろいろなのです。他人の人生観がどうであろうと、それをあれこれあげつらうのは「筋違い」です。もちろん、仕事をするうえで支障をきたすということなら、なにごとかをいう必要があると思いますが、そうでないかぎり、それぞれの人生観は認めるのが原則でしょう。

引用元:枡野 俊明「心配事の9割は起こらない」

十人十色、分かっているつもりでも、相手の人生をうらやましく思ったり、口をはさみたくなったりすることってありますよね。

そんな時に「それぞれの人生観は認めるのが原則」という考え方を思い出して、「人は人、自分は自分」とシンプルに考えたいと思いました。

やね
やね

私はこの本を読んで、上記のような「生きていくうえで大事にしたい考え方」を学ぶことができました。

私のように心配性な人にとっては、少しでも生きやすくなるヒントがもらえる本だと思います!

まとめ【“シンプルな生き方を学べる本”としておすすめ!】

「心配事の9割は起こらない」を読んだ私の感想をまとめると、

タイトルから期待した内容とは少し違ったけれど、生きていくうえで大切な考え方がたくさん出てきてためになった!

という感じです。

特に、「心配しすぎる癖」や「人と比べてしまう癖」を直してシンプルに生きていきたい人にとっては、ためになる考え方が見つかる本だと思います。

気になった人はぜひ読んでみてくださいね!

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